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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第35号 『相手を食いつぶせ! THIS IS ハノイ利権ビジネス』(2008/08/12)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第35号 『相手を食いつぶせ! THIS IS ハノイ利権ビジネス』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ 8月12日版 第35号 http://www.bcc-jp.com/member
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 ▽アジアミル経済研究所
       [ 相手を食いつぶせ! THIS IS ハノイ利権ビジネス ]
       [ 中国株式、逆風強まるが処方箋はある ]
 ▽トップニュース [ 証券投資家協会事務局長「赤字企業の納税義務は不合理」]
 ▽市場を読み解く [ 会計基準厳守:企業の意向次第 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融・VIETNAM企業 ]
 ▽今日のハノイ [ 停電! ]
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///// アジアミル経済研究所 ///// http://www.bcc-jp.com/member/asia/
◎『 相手を食いつぶせ! THIS IS ハノイ利権ビジネス 』
 http://www.bcc-jp.com/member/asia/20080812-1419.html (全文)
 ハノイで投資ビジネスを展開する当社には、
 ベトナムらしい利権ビジネス話が色々入っている。
 下記、先日当社に持ち込まれた、某省の土地ビジネスの話。

  強み:人脈(某省の人民委員会TOPが出世して中央人民委員会へ)
  ストーリー:
   1.彼の力を利用し国有地を安く払い下げ。
   2.インフラ整備等させ、価値を上げる
   3.安く土地を購入したい企業を探してくる
   4.転売し、資金回収
 <中略>
 3ヶ月で常識が変わる国であるので、この手の話もたまに聞いて現地に赴くときがある。
 そこにはベトナム人でさえも?な商習慣が存在し、
 ベトナムを学び、発展を確認する上で、非常に役立つ。
 しか~し、ハノイでの商習慣は全く変化の兆し無し。

 ベトナムODA贈収賄で、某社が問題となっている。ベトナムでは常識。仕方が無いこと。
 そもそも、日本の国益にかなわぬお金を、
 そんな商習慣の国に支払う日本政府に問題がある。

 ハノイの商習慣。郷に入り手は郷に従え。慣れては来たが、毎回嫌気が差す。
 ”あるべき企業を育てる” これこそが必要なのに…    (大木)


◎『 中国株式、逆風強まるが処方箋はある 』
 http://www.bcc-jp.com/member/asia/20080812-1107.html (全文)
 中国独特の動き。世の中の動きと少し違う動きが出始めた。
 今回のオリンピックは久しぶりに面白いと感じた。
 ワクワク感もさることながら役者が揃っており、どの種目も予選から全力で向かってきている。
 記録ずくめの年になりそうだ。

 ただ残念なことに、これまでのところ、周りはあまり見方をしてくれていないのか。
 開催日に黒海のグルジアでロシアとの武力衝突。同日の上海A株も大きく下落。
 本日11日現在、「末広がり」の月である8月に入ってから、すでに11%も調整。
 NYダウが同期間に3.6%高してきているの比べると全く異なる動きをしている展開だ。
  <中略>
 目先事態への対処という意味では、まだまだ策はいろいろあると思う。
 世界でまだ上昇幅が大きいと見られている「元」への管理強化という動きに対しては、
 株式市場は嫌悪感で反応したわけだが、一時的に終わろう。
 最低賃金の引上げや所得税対策で庶民にとってプラスとなるような政策は今後、
 年末までまだまだいろいろ検討されてくると思われる。
 そのとき、株式市場は大きく再びプラスに反応してくるのではないだろうか。  (大原 平)


///// ベトナムトップニュース /////////////////////////////////////////////////
『 証券投資家協会事務局長 「赤字企業の納税義務は不合理」』
 http://www.bcc-jp.com/member/rule/20080808-2045.html (全文)
  8月中に政府は、所得税法のガイドラインを発表するとした。
  所得税の草案は完成しているが、ガイドライン作成にあたり、
  財務省から証券投資家協会への相談はなかった。
  証券取引活動による所得税は、今年末、投資家が納税を申請する必要がある。
  (1)1年間の所得に対し、20%
  (2)取引ごとの取引金額に対し0.1%
  現在の証券市場の状況下では、多くの投資家が損失を被っているため(1)を選ぶだろう。
  規定では、損失発生時点より5年以内なら、前年の損失分を、翌年に繰り越しできる。
  しかし、投資家が(1)を選ぶと、税務機関側に多くの支障が生じる。(続)


● 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

 【会計】会計基準厳守:企業の意向次第
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20080811-1734.html
 【証券】OTC株の紹介:ベトナム海運代理株式会社
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20080811-1735.html
 【証券】OTC市場の動向:銀行銘柄は少し上昇
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20080811-1737.html
 【噂ニュース】
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20080811-1740.html
 【週間分析レポート】
  http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20080811-1744.html

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///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
 ・M&A活動 依然活発
 ・統計資料の問題 輸入超過額の誤り
 ・資産管理会社 設立申請ラッシュ
 ・銀行融資 低迷原因
 ・国営企業民営化 延期の恐れ
 ・海外在住ベトナム人 送金額80億ドル超へ
 ・ベトナム 急成長における問題

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
 ・タイ証券会社 ベトナム企業に投資予定
 ・証券会社 存続可能は40社

[[ VIETNAM企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
 ・Petro Vietnam 各子会社の改善状況報告
 ・PVI 第2Q 利益 400億ドン以上
 ・PVS 第2Q 利益 1,000億ドン
 ・KDC 第2Q 利益 160億ドン
 ・TDH 第2Q 利益 約260億ドン
 ・Vinaconex ハノイ証券取引センターに上場

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◎徒然なるままにハノイ
 『 停電! 』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20080805-2042.html (画像・全文)
  日本ではあまり停電しないだろう。
  しかし、最近ハノイはよく停電して、蒸し暑い時期に、クーラーも扇風機も止まってしまい、
  我慢できない。
  夜に停電したとき、ベトナム人は何をするか?
  男の人は露天飲屋さんへ出て、ゆっくりと生ビールを飲みながら町を見る。
  若い女の子はボーイーフレンドのバイクに乗って、ぐるぐる町を走り回り風を迎える。
   <中略>
  発電機を買う金がない家庭は充電可能扇風機を買う。
  電池1個で4-5時間動く扇風機である。扇風機1台の価格は約50万ドン(3,200円)。
  つまり、停電に伴い一部の物(ビール、発電機、充電式扇風機など)の売上高が急増している。
  この動向を事前に予測した人は大儲けだね。 (HUY)


◎編集後記
  オリンピック熱に浮かされる今日この頃、巷ではお盆が近づいてきました。
  私の地元では迎え火を焚く習慣は既に廃れて久しいのですが、
  墓地には多くの大輪の花が見え始め、お墓参りの準備は着々と進んでいるようです。
  さて、前号お伝えしたとおり、特別号の配信を来週予定しております。
  お休み明け、読み物満載でお届けしますので、どうぞご期待下さい。 (吉田)
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■ 編集 HIEN HUY 吉田 吉浦 佐藤 森口
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