ベトナム投資メールマガジン
ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
第78号『 ベトナムマネジメント~企業は知的レベルの高い工場として捉えろ!~ 』
|
★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★目次 6月16日版
----------------------------------------------------------------------
▽(株)VN総務部
[ ベトナムマネジメント~企業は知的レベルの高い工場として捉えろ!~ ]
▽市場を読み解く [ 民営化を促進するチャンス ]
▽トップニュース [ 2009年外貨需給は安定するか ]
▽ヘッドライン [ 経済・不動産・金融,ファンド・VIETNAM企業 ]
▽今日のハノイ [ 求ム ベビー用品専門店 ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
///// (株)VN総務部 ///// http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/
『 ベトナムマネジメント~企業は知的レベルの高い工場として捉えろ!~ 』
http://www.bcc-jp.com/member/bccvn/20090616-738.html (全文)
人材戦略。海外進出を成功に導くためには現地化、すなわち人の特性を捉え
組織化してゆくことが求められる。
高い離職率。高いプライド。進まぬ自己改善。日系企業の現場では
企業が教育しきれない“民族特質”にしばしばぶつかる。
特に変化の激しい、営業やマーケティングといった分野において、
“民族特質”を感じさせる事態を数多く見る事が出来る。
進出前のイメージ:高い識字率。勤勉。活気。若さ。=成長余力
セミナーに足を運び、視察に訪れたものは、昨今の日本で失われた若さや活気の中に、
ベトナム成長の可能性を見出す。
<中略>
日本的優秀さは、粘り強さ、責任感、勤勉、自己改善力、語学力。
どれも学業を通じて身についた“副産物”に人材担当者は魅力を感じ、
現場も業務遂行能力が高いことを評価する。
その一方で、ベトナム人の考える自らの優秀さ。学歴。資格。履歴書。
会社を辞めてMBAや留学を選択する傾向も強いが、自らのキャリアアップと関係なく、
ステータスUPのための資格取得的な意味合いが非常に強く、
彼らの考え方の一端を垣間見る事ができる。(続) (福田)
///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/
『 民営化を促進するチャンス 』
http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090613-915.html (全文)
数銘柄が売り切れ状況になるなどの証券市場の急速な活発化は、
この1年間で民営化できなかった国営企業にとって良い機会になる。
第3四半期より多くの企業が株式を市場に売り出す予定である。
その中にはMobiFone, EVN Telecom, MHB等の大企業も含まれる。
5月下旬から6月上旬にかけてHOSEとHASTCで行われたIPOでは良い結果が得られた。
<中略>
だが、半月前には多くの会社のIPOは非常に閑散としたものだった。
<中略>
当然、企業の魅力はそれぞれ違うが、証券市場の状況がIPOを成功に導くことに
大きく貢献する重要な要素であるのは間違いない。(続)
※閲覧ID、パスワードは当社メールマガジンに掲載されています。
当社メールマガジンは、下記リンクよりお申し込み下さい。
https://f.msgs.jp/webapp/form/11192_moq_1/index.do
///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
『 2009年外貨需給は安定するか 』
http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20090610-013.html (全文)
年初、外貨市場は大きな変動を見せたが、銀行専門家は、現在から年末までの
外貨需給は、安定すると考えている。ベトナム経済は、外貨需給の
バランス取りに成功し、外貨出入に関する変動を事前に予測可能である、とした。
その他、外貨市場を安定させる要素として、現在の200億ドルある外貨準備資金が
挙げられる。09年、これによりVNDは最大6%値下げ可能となっている。
ベトナム投資開発銀行 (BIDV)は、USD/VNDの為替レートの急上昇の原因は、
外貨の大量保有であり、外貨出入の影響ではない、としている。
年初3カ月、貿易バランスシートは連続して余剰金が発生している。(4ヶ月で8億ドル)
債券市場では、第1四半期の外国投資家の債券純売却額が約3億ドルとなり、
4、5月の純購入額、約1.3億ドルを補う形となり、外国間接投資も安定してきている。(続)
///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
・M&Aは頭痛のタネ
昨年、ベトナム石油グループ(Petro Vietnam)は石油商業会社(Petechim)、
オイル加工・販売会社(PDC)と合併し、石油公社(PV Oil)会社となった。
PV MediaはPVFC Mediaと合併し、石油通信会社になる。
だがこれらの合併後、「頭の痛い」人材問題が発生した。
・過熱気味の信用成長率
・ホーチミン証券取引所への上場を17社準備
・印象的な成功
・銀行の営業成績発表相次ぐ
・日本製品輸入 大幅免税
[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
・Aランクオフィス 年末には空室率30%に達すると予測
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
・企業債券 難航する債券発行
企業が銀行からの借入れを希望する場合、どうしても銀行側が優位に立つため、
Under Money経費が、借入経費を上回る場合さえある。ベトナムでは、
債券市場がまだ発展していないため、企業の債券発行は「夢」のような
話になってしまっている。
・Vinacomin3兆ドンの債券発行
・HOSE 08年大手証券会社占有率を発表
[[ VIETNAM企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
・携帯電話市場における提携と競争
・テレコム合弁会社 3G技術に6兆ドン投資
・IFC PayNet株購入
★ ★ ★ ★ ★
◎『 愛求ム ベビー用品専門店 』
http://www.bcc-jp.com/member/column/20090614-1424.html (全文)
ハノイの街を歩いていて気が付くことのひとつにマタニティウェア専門店の多さがある。
街中で見かける妊婦さんの多さを考えれば納得。
30歳以下が人口の70%を占めるともいわれるベトナム。
マタニティウェア専門店も当分は安泰か。
出生率も2.0以上、赤ちゃんも多いのだが赤ちゃん用品全般が揃うような店を
見かけた記憶はない。
<中略>
おもちゃを買うにも種類が少なく安全性が気になる」ベトナム人のお母さんの意見。
子供の安全、楽しみを思う気持ちは古今東西同じ。
「西松屋」のようなお店、多くの国のお母さんがあったらいいなと思っているのでは
ないでしょうか。 (福田)
◎編集後記
2008年の日本の出生率は1.37。ベトナムの2.0以上という数字と比べると
いかに少ないかが分かる。様々な少子化対策に取り組む日本政府だが、
一時的な対策と思われるものが多く、いま一つ成果が出ていないように感じる。
現在は保育所に入れない待機児童が多いが、家庭に入りたいという若い女性も増え、
複雑な状況が見える。時勢に合った適切な対策が待たれる。 (佐藤)
-----------------------------------------------------------------------
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 原 福田 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member
■ ベトナム投資.com http://xn--fdke7b4a8598c15uc.com
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2008 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved. |
|
|
|