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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第103号『 越航空市場 民間企業の競争は困難 』(2009/12/15)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第103号『 越航空市場 民間企業の競争は困難 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 12月15日版
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 ▽市場を読み解く [ 越航空市場 民間企業の競争は困難 ]
 ▽トップニュース [ 越証券市場の流動性 12月上旬は約半減 ]
          [ 政府の需要拡大対策実施結果の評価 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・不動産 ]
 ▽ショートニュース
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///// 市場を読み解く //////////////////////// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 越航空市場 民間企業の競争は困難 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20091212-1046.html (全文)

  現在、ベトナムでは航空会社の設立は、比較的容易になっているものの、
  ベトナム市場において民間航空会社が生き残ることはさほど簡単なことではない。
   <中略>
  従来のベトナム航空業界の活動は、異常な状態であるといえる。2008年末に
  JPA航空会社が幅広く宣伝、ベトナム各地の便を開設するなど、一連の
  サービス提供開始するとともに、「大幅割引券」の販売キャンペーンを実施した。
  だが、同時に同社は2008年末に、1日10億VND以上、1カ月200万USDの
  赤字といった状況にあり、2008年8月末までの累計赤字も5,000万USD以上に
  なることを発表した。
   <中略>
  このような状況はまだ続くと思われるが、ベトナム航空業界の営業は
  数カ月間で数千~万億VNDもの赤字を生み出しているのに、なぜ、JPAは
  赤字の要因となる大幅割引券のいまだ販売しているのか、そして、航空会社の
  設立申請が相次いで提出され続けるのか、疑問を持たざる得ない。(続)


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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 越証券市場の流動性 12月上旬は約半減 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091210-018.html (全文)

  2009年12月1日から4日にかけ、ベトナムの証券市場では取引額が11月平均の
  50%相当しかなく、10月の平均と比較しても46.14%相当である。

  ホーチミン証券取引所の統計によると、10月にはベトナム証券市場の流動性が
  記録的な成績に達した。同月の取引量は1日平均15,647.2万単位に、
  取引額も1日  7.551兆VNDに達した。また、11月には流動性がやや減少したが、
  主要な時期である年末を迎え、証券会社数社は顧客に対して
  同日証券売買(T)サービスの提供を慎重に開始した。

  しかし、12月に入り金融政策が急変したことや、国家証券委員会が
  各証券会社に対して、顧客に対してT+4前の証券売買活動を中止することを
  求めたことにより、市場の流動性が連続的に下落した。具体的には、
  12月の初旬4日間で、1日の取引額は3.484兆VNDにしか達しなかったのである。(続)

  『 政府の需要拡大対策実施結果の評価 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20091212-1043.html (全文)

  ベトナムは2010年も経済拡大パッケージを必要とするのか。
  2009年の経済拡大政策の実施結果を検証したい。

  経済拡大対策の実施背景、国際経済危機は2008年初から発生し、
  2008年第3四半期末にはLehman Brotherの倒産案件(2008年9月15日)により、
  より強いものとなった。2008年12月11日、ベトナム政府は経済衰退防止、
  発展の維持、社会福祉の保護のための緊急対策(議決No.30)を発行した。
  ただ、2009年のベトナムの経済成長目標は非常に高く、GDP成長率6.5%、
  輸出13%増加、社会全体の投資額はGDPの39.5%、インフレが15%以下、
  国家予算の超過支出はGDPの4.82%以下と計画された。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・中長期借入に2%の金利支援制度を実施
  ・電子・IT製品輸出額 引き続き増加
  ・ベトナムにおけるDubai World投資案件の影響とは
  ・2010年 ハノイ市民所得平均3,750万VNDを目標に

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・ADB EVNに3億USDの借入を保証
  ・各投資ファンドが投資先を変更
  ・証券売買の税金 どう計算するか
  ・外国銀行のベトナム支部 新たに開設
  ・ACB 越銀行業界の信用格付けで1位に
  ・ベトナム初 証券売買可能な外国銀行誕生
  ・ANZベトナム 資本金を増額
  ・RBSベトナム ANZバンクと合併

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・Petrovietnam 石油精製工場で2,5億USD借入

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・ハウス食品 Masan Groupに2000万USD出資

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・ハノイ市オフィス借料 第4Qは上昇傾向

///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ 12月3日、クボタベトナム社は第3ミーフォック工業団地にてトラクター、
   コンバインなどの農業機械製造工場(第1期分)を稼動開始。
   (2009年12月4日 TuoiTre電子版)

  ■ 年初から11月30日までで、技術商業銀行(テクコムバンク)の利益は
   年間計画を10%上回る2兆600億ドン(1億2,500万米ドル相当)に達したとのこと。
   (2009年12月9日 VnEconomy)

  ■ 12月9日、商工省はベトナム輸出情報(Vnex)のウェブサイト
   http://www.vnex.com.vn を開設した。(2009年12月9日 VietNamPlus)

  ■ ベトナム自動車メーカー協会(VAMA)によると、年初から11ヶ月間における
   自動車販売台数は前年同期比2%増の10万4,395台であった。
   (2009年12月9日 VietNamNet)

  ■ 12月8日、カインホア省にて、ベトナム最大規模となる核廃棄物処理工場
   (年間出力33万トン;投資総額1兆5,000億ドン、9,000万米ドル相当)が建設開始。
   (2009年12月9日 BaoDauTu電子版)

  ■ ベトナム鉄鋼協会(VSA)によると、11月における鉄鋼販売量は
   前年同期比20%増の45万9,000トンであった。(2009年12月10日 TuoiTre電子版)

  ■ 12月11日、アマタベトナム株式会社はドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地に
   おける商業区建設(敷地面積20ヘクタール、投資総額1,700万米ドル)の着工式を
   行なった。(2009年12月11日 SaiGonTimes電子版)

  ■ 12月11日、ホアン・チュン・ハイ副首相は、設立日(2006年)からこれまでの
   ヴァンフォン経済区への投資案件数が84件、投資総額153億米ドルに上ると発表。
   (2009年12月11日 VietNamPlus)

  ■ ズン首相は先ごろ2015年までのフンイェン省における工業団地3ヵ所の
   追加建設計画を承認。(2009年12月11日 BaoDauTu電子版)

  ■ 12月11日、ヤフーベトナム社(投資総額100万米ドル)がホーチミン市にて開設。
   (2009年12月11日 BaoDauTu電子版)

  ■ 12月11日、日本政府はバクリェウ省のビンロイ郡総合病院に対する10万米ドルの
   無償援助(ODA)契約を締結した。(2009年12月12日 SaiGonTimes電子版)

  ■ 12月13日、堺化学工業株式会社のベトナム現地法人であるサカイ・ケミカルが、
   第3ミーフォック工業団地において樹脂添加剤工場(投資総額1,800万米ドル)を
   稼動開始。(2009年12月14日 BinhDuongテレビ放送局電子版)


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  ここ1週間、大手企業のベトナムへのアプローチが目立つニュースが多かったように
  思います。上にはありませんでしたが、日本国内では、サッポロHDのニュースも
  大きく取り上げられていました。続く企業はどこか、気になります。(佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 湯之上 HIEN
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