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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第118号『 経済回復に向けて WB公定歩合引上げを助言 』(2010/04/13)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第118号『 経済回復に向けて WB公定歩合引上げを助言 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 4月13日版
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 ▽トップニュース [ 経済回復に向けて WB公定歩合引上げを助言 ]
          [ USD/VNDの為替レートが下落した4つの理由 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則・不動産 ]
 ▽ショートニュース
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 経済回復に向けて WB公定歩合引上げを助言 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100408-2159.html (全文)

  世界銀行(WB)はベトナム政府に対し、インフレ上昇や、外貨不足を
  改善させるためには、VND金利の引き上げが必要である、との見解を示した。

  WBの専門家は、金利引き上げの必要性について、以下の理由を挙げている。
  まず、インフレ圧力の軽減。そして、外国投資資金の再流入である。
  USDを保有する市民が、VNDへの両替を行えば、外貨不足の軽減にも繋がる。

  上記は、4月7日、ハノイ市で発表されたWBの意見であるが、ベトナム政府と
  国家銀行は、経済の資金源改善のため、調達金利や貸出金利を引き下げる方向に
  力を入れている模様だ。

  WBはこうしたベトナム政府の姿勢に対し、「経済成長を支える政策の実施が、
  インフレ上昇により遅れるようになり、ベトナム経済は今後不安定になる
  恐れがある。」との懸念を示した。(続)

  『 USD/VNDの為替レートが下落した4つの理由 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20100408-2319.html (全文)

  4月7日、USD/VNDが4つの理由と管理政策の影響で下落した。

  同日午前、銀行システム内の平均為替レートは、1USD=18,544VNDで維持されたが、
  商業銀行のUSDの購入・売却値が一気に急落した。
   <中略>
  為替レートがこの様に変動するのは珍しいことである。近年、USD/VNDの
  為替レートは上昇し続け、下がることはなかった。また、2月11日に国家銀行が
  銀行システム内の為替レートを3%と大幅に引き上げ、1USD=18,544VNDとなり、
  この為替レートはこれまで固定されていた。

  為替レートが下がる傾向になったとは言い切れないが、この変動は2009年末から
  適用された管理機関の政策による影響を受けている。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・インフレと支出超過 2010年2大課題
   インフレが抑制された場合(8.5%以下)、今年のベトナム経済成長率は6.3%。
   インフレがより上昇した場合(10.5%以上)、同成長率は6.8~6.9%となる
   可能性がある。

  ・越最大の繊維輸出市場は米・日
  ・ベトナム人労働者 台湾の受け入れ最多
  ・FDI企業の収益は越経済発展を支えるか
  ・株式有利発行は必要か?
  ・東南アジアからベトナムへ 本社移転する企業 が増加傾向
  ・年初2カ月の日本への輸出額 25.1%増加
  ・アジアは金融危機前の状況に回復

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・ハノイ証券取引所、証券会社トップ10
   4月7日、ハノイ証券取引所(HNX)によると、同所における2010年第1四半期の
   証券会社の仲介シェアランキングは2009年に比べ大幅な変動を見せた。

  ・Woori CBV VSI-IndexをReutersに掲載
  ・12の投資家が購入 SSI、転換債券発行
  ・Vietcombank 増資認可される

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・ベトナムエコノミックスタイムズ 日本の読者との「交流」を促進
  ・PetroVietnam 子会社4社が外国証券市場に上場
  ・ベトナムの航空事業 国内市場が急成長
  ・ベトナムと日本の繊維会社が交流
  ・日産 ベトナム初の現地生産モデルを発売
  ・Petro Vietnam第1四半期売上 GDPの26%

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・VietJet AirとAirAsia 戦略協力合意へ
  ・Glocoms WBの対越支援計画 参加禁止

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・ハノイ首都建設計画草案
  ・労働法典及び労働組合法修正の必要性

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・不動産サービス市場の90% 外国企業が握る
   ベトナム不動産サービス市場(マーケティング、販売、価格計算、
   投資コンサルティング、プロジェクトの管理等)はほぼ外国企業が担っており、
   ベトナム企業が担うのは残りの10%のみ。

  ・ハノイ市に韓国の新興住宅地を建設

///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ 商工省によると、2010年第1四半期の革靴輸出高は前年同期比10%増の
    10億米ドル以上に達したとのこと。(2010年4月5日 TienPhong電子版)

  ■ 民間大手のVP Bank は2010年に定款資本を現行の2兆1,170億ドン
   (1億1,760万米ドル相当)から4兆ドン(2億2,200万米ドル相当)に
    引き上げる予定と発表。(2010年4月5日  VnEconomy)

  ■ ベトナム繊維衣料グループ( Vinatex)によると、2010年第1四半期の
   繊維縫製品輸出高は前年同期比13%増の22億ドルであるとのこと。
   (2010年4月6日  CafeF)

  ■ 3月における自動車販売台数は前年同期比13%減の9,298台であった。
    (2010年4月7日  VietNamPlus)

  ■ 2010年第1四半期におけるアンビン銀行(ABBank)の税引前利益は
   前年同期比72.8%増の1,504億ドン(836万米ドル相当)であったとのこと。
    (2010年4月8日 VnEconomy)

  ■ 年初2ヶ月間におけるベトナム水産物輸出量は前年同期比21.9%増の16万2,000トン、
   輸出高は前年同期比18%増の5億4,000万米ドルとなった。なお、現在では
    ベトナム水産物は120ヵ国に輸出されているとのこと。
   (2010年4月8日 LaoDong電子版)

  ■ 4月8日、サイゴン商信株式商業銀行(Sacombank)によると、2010年第1四半期の
    同行の売上は5,100億ドン(2,830万米ドル相当)であるとのこと。
   (2010年4月9日 LaoDong電子版)

  ■ 4月9日、ハーティン省カウチェオ国境検問所経済区管理委員会は、同区において
    投資総額1兆1,000億ドン(6,100万米ドル相当)のインフラ建設案件3ヵ所
   (ダイキム工業団地インフラ建設、国内検問所の基礎技術及びフォンソン郡における
    救急道路)に着工した。(2010年4月9日 CafeF)

  ■ 4月8日、世界銀行(WB)のベトナム事務所は、ベトナムにおける電力産業開発
   及び貧困削減、医療、インフラ建設案件の援助を目的に、ベトナムに対する第2期の
    借款(総額6億8,200万米ドル)を承認した。(2010年4月9日 ThanhNien電子版)

  ■ 4月8日、ハノイにてベトジェット航空(VJA)とマレーシアのエアアジアは
   協力合意書を調印した。なお、ベトジェットエアは8月に運航を開始する予定
    とのこと。(2010年4月9日 TienPhong電子版)

  ■ ベトナム食料協会(VFA)によると、第2四半期における米輸出高200万トンに
   達する見込み。(2010年4月12日 TuoiTre電子版)

  ■ 国外労働管理局によると、3月における外国派遣労働者数は4,876人であり、
    第1四半期では計1万6,851人に上ったとのこと。(2010年4月12日 VnEconomy)


             ★ ★ ★ ★ ★

◎編集後記
  4月に入り、自分や自分の周りに新生活が始まった方もいるのではないでしょうか。
  新生活とまではいきませんが、私も周囲の状況が少し変わり、慌ただしい毎日です。
  身近に新生活が始まった人がいなくても、新入社員が入ったり、少なからず4月は
  環境が変化することが多いですね。周りの新しい空気に囲まれて、私も心機一転、
  気合いを入れ直していこうと思っています。  (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 林 HIEN
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