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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第131号『越国営公社倒産 政府の世界的例外措置』(2010/07/20)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第131号『越国営公社倒産 政府の世界的例外措置』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 7月20日版
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 ▽トップニュース [ 越国営公社倒産 政府の世界的例外措置 ]
          [ 外国投資資家 投資チャンス待機中 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・不動産 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 越国営公社倒産 政府の世界的例外措置 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20100717-005.html (全文)

  Vinashin倒産に対する、政府の干渉の仕方、問題解決法は、
  基本的なベトナムの社会主義の経済管理に対する考え方が、大きく現れている。
  (中略)
  Vinashin倒産の原因とその責任については、幾つかの事象が挙げられている。
  ・Vinashinが政府への企業状況の報告に忠実さを欠いたこと。
  ・子会社が多すぎたこと。
  ・プロジェクトの立案、入札、認可、関する規定に重大な違反が見つかったこと…

  政府分析によると、業績赤字の原因は、複数分野への投資を行ったうえに、
  案件の管理体制が弱く、資金の流れが明確でないことが挙げられるという。
  Vinashin役員は責任を追及され、違反への厳しい対処を求められた。
  (中略)
  Vinashinは市場経済の中で設立されたが、政府主導の管理体制で運営されてきた。
  独自に経済市場に合わせた活動を運営し、利益を作ろうとしても、
  実際は、政府の管理体制下で運営するため、
  赤字・黒字・倒産が全ては国の責任となってしまう。(続)

  『 外国投資資家 投資チャンス待機中 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20100714-2244.html (全文)

  設立から10年で、ベトナム証券市場の時価総額は、GDPの40%に達した。
  さらに3年後には、GDPの70%に達する可能性もある。
  ベトナム証券市場は2つの段階を経て成長してきた。
  第1段階は、2000~2007年まで市場の形成と急速発展の段階である。
  第2段階は、国際経済危機の影響から現在までで、市場は乱高下した。
  発展の第3段階は、2011年以降である。

  ただこの段階で、市場の発展は、マクロ経済の調整能力と再構造、
  国営企業の民営化の状況に寄ってくる。
  (中略)
  今後10年で、市場が大きく発展する可能性は高い。
  政策の改善も長年かけて実施されてきた。
  多くの大企業が将来民営化される予定のため、
  外国投資家はそれを大きな投資チャンスと考えている。(続)


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・越証券市場 10年の歴史
    ベトナム証券市場は、活動を始めてから10年、破竹の勢いで成長してきた。
   しかし、今後安定した発展を続けるためには、
   インフラ整備やサービスの充実を図る必要がある。

  ・通信ネットワーク企業 統廃合へ向けて
    通信サービスの提供会社は、現在9社あるが、ベトナム市場にとって
   この数字は多すぎといえる。そのため、企業の買収、合併が、
   ここ1~2年後には活発になるものと予測されている。

  ・越国営公社倒産 政府措置は世界的には例外
  ・WBから追加60億USD借入
  ・ハノイ市 GDP成長目標達成に向け邁進

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・銀行21社 政府規定対応のため巨額増資続く
   昨年政府が定めた規定に対応するため、民間商業銀行の巨額増資が相次いでいる。
   年末までで最も注目されるのは、民間商業銀行の増資に向けた動きである。
   多くの大規模銀行の資本金は規定の3兆VNDを超えているが、
   増資はまだ続いている。

  ・IDG 2ベンチャーキャピタル新設
  ・間接投資 新たなブームの兆し
  ・UPCoM 自動取引へ移行
  ・証券会社 第2Q業績発表続々
  ・外国投資資家 投資チャンス待機中

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・HSBC 越最良銀行と評価

[[ 不動産 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/realestate/
  ・リゾート不動産 価格設定に疑問視
   ベトナムでは、「高級リゾートのヴィラは直ぐに売切れる」
   と考えられがちになっているが、多くの調査結果から、いくら富裕層でも
   そこまで出資能力が高くないことが、明らかになってきている。


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  豪雨災害の復興もままならないうちに、梅雨が明けたとたん水難事故が相次ぐなど、
  例年のこととは言え、耳に痛いニュースが続きます。
  一昔前のことのようになってしまいましたが、先日郵便局員の知人に会ったので
  「ゆうパックどう?」と聞きましたら、「受注が全くなくなった」とのことでした。
  当然の結果とはいえ、わが身に置き換えると、なんとも薄ら寒い気持ちになります。
  (森口)
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■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 林 HIEN
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