ベトナム投資メールマガジン
   ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた 「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。 
   
  第144号『 ベトナム企業と為替レート 』
   
  		
           
              | 
            ★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 ★目次 10月26日版 
---------------------------------------------------------------------- 
 ▽トップニュース [ ベトナム企業と為替レート ] 
          [ 2010年ベトナム国家収支 40億USDの赤字 ] 
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・政府方針,規則 ] 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 
///// ベトナムトップニュース /////////////////////////////////////////////////////// 
 
  『 ベトナム企業と為替レート 』 
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101021-109.html (全文) 
 
  USD/VNDの為替レートが上昇する時に泣く人と笑う人がいる。 
  ただ誰でも、ベトナム政府が為替レートの問題に対して「最良の対策」を 
  適用することを期待する。政府が動き出すまでに企業は、できるだけ生産と 
  販売の問題に対して努力し、解決方法を模索する。 
 
  為替レートが上がると、輸出企業が有利になると言う話は今現在は正しくない。 
  多くの輸出企業が主な資材を輸入している。輸出入活動がある会社が 
  為替レートへの政府の調整を期待している。 
   <中略> 
  2010年8月から国家銀行が銀行システム内のVND/USDの為替レートを2.1% 
  (1万8544VND/USDから1万8932VND)上げたことにより、企業の 
  資材仕入れ経費が増加した。 
   <中略> 
  為替レートの上昇は、外貨の負債がある企業にとって頭の痛い問題である。 
  VNDの金利が高くなると、企業はUSDを選ぶが、返済期日がすぐ来るので、 
  より高い価格でUSDを購入する圧力が高まる。(続) 
 
  『 2010年ベトナム国家収支 40億USDの赤字 』 
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101022-2302.html (全文) 
 
  2010年のベトナム国家収支が-40億USDとなる、という情報が、 
  10月17日に発表された「2010年経済社会状況と2011年の発展展望」報告書に 
  掲載された。 
 
  それによると、外国投資総額は171.9兆VND(85億USD相当)達する予測とされ、 
  社会全体の投資総額の21.5%に相当、前年比約28%増となる。 
 
  また、2010年の1年間のODA実施額は、約35億USD(借金 32億USD、 
  無償援助 3億USD)に達すると予測されており、その中で、早期実施額は 
  5億5,850万USDである。 
 
  しかし、2010年の輸入超過額は約135億USDに達し、輸出総額の19.8%に 
  相当する。  これは、計画投資省の予測より5億USD低い。原因は 
  輸出額が増加し、680億USDに達する一方で、輸入額がそのまま815億USDで 
  推移した結果である。 
 
  10月18日に国会経済委員会の審査報告によると、貿易収支の赤字が急増する 
  恐れがあるという。(続) 
 
///// ヘッドラインニュース ///////////////////////////////////////////////////////// 
 
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/ 
  ・WB GDP成長率の低下を予測 
   10月19日午前に発表された世界銀行(WB)の東アジア・太平洋経済報告書 
   によると、ベトナムの重要なマクロ経済の指数に対して、6月上旬の予測より 
   悲観的に評価した。 
 
  ・越中貿易総額 2010年は約250億USDに 
   Truong Vinh Trong副首相は「2005年に越中の貿易総額はまだ 
   50億USDだったが、今年は5倍増加するだろう」と述べた。 
 
  ・膨れ上がる国債発行 
   国会調査団の統計によると、2003~2010年の国債発行計画による投資総額が、 
   246.447兆VNDであるのに対し、現在、計画投資省の統計での投資総額が、 
   558.654兆VNDに上ることが明らかとなった。 
 
  ・電化製品市場が流行 
  ・高すぎる金利 各所に問題 
  ・VND信用性がUSD化改善の鍵 
  ・ベトナムの野菜・果物輸出額 急増 
  ・ベトナム企業の楽観指数 アジアで4位 
  ・世界インターネット普及事情 
  ・ベトナム富裕層増加率 アジア3位 
 
[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/ 
  ・在外送金増加も自由市場に流出 
   Sacombankによると、年初9ヶ月の在外ベトナム人による送金は、 
   9.35億USDに達し、前年同期比40%増、今年中に12億USDに達することが 
   予測されている。 
 
  ・BSC 10,300VNDからIPO実施 
 
[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/ 
  ・Vietinbank シェア12%に 
  ・BP TNK-BPに資産譲渡 
 
[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/ 
  ・パッケージ型支援計画 企業への周知不十分 
   ベトナム全国には、約52万4200の民間企業が存在するが、そのうちの 
   40万社は、パッケージ型の政府支援計画に接点がない。これは 
   ベトナム企業経営者協会による調査結果である。 
 
 
             ★ ★ ★ ★ ★ 
 
 
◎編集後記 
  今週のニュースに、ベトナムの野菜と果物の輸出額が急増、との記事が 
  ありました。ベトナムは農業も伸びてきており、日本への輸出も多いようで、 
  それらの野菜や果物は、業務・加工用に多く使われているものと思われます。 
  日本国内の農作物は、今年は猛暑で打撃を受け、不振とのニュースも 
  聞きますが、それでも、国内で数多く消費され、日本の農業も維持・ 
  成長することを期待したいです。             (佐藤) 
----------------------------------------------------------------------- 
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com 
■ 編集責任者 佐藤 
■ 編集 森口 林 HIEN 
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member/ 
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/ 
 
※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、 
 万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を 
 もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
Copyright(C)2010 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved. | 
           
         
		 
        
       | 
        | 
       
      
        
       |