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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第181号『 ベトナム労働者 労働能力の低さを改善せよ 』(2011/08/02)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第181号『 ベトナム労働者 労働能力の低さを改善せよ 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 8月2日版
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 ▽トップニュース [ ベトナム労働者 労働能力の低さを改善せよ ]
          [ 東南アジア一少ないベトナムの外貨準備資金:ADB調べ ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナム労働者 労働能力の低さを改善せよ 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110727-2351.html (全文)

  Dam Huu Dacベトナム社会労働傷病兵省副大臣は、ベトナムの労働者について、
  労働力は潤沢だが、他のアジア諸国に比べ、質が劣ることに警鐘を鳴らしている。

  それについて教育訓練省は、何のコメントも発表していない。ベトナムでは
  教育省が社会労働省とも協力し、人材育成に努めているにもかかわらず、
  質が落ちていると言われるのは、何故なのだろうか。

  教育訓練省は、この10年で専修学校や大学の卒業者数が、
  大きく増加したと伝えている。また、社会労働傷病兵省職業訓練関連局も、
  この10年で全国の職業訓練学校のネットワークも開発が進み、
  段階的に、経済発展などの需要に対応できるようになってきているという。
  (中略)
  統計総局は、職業訓練を受けた労働者が、国の発展需要に
  充分に対応できていない状況である、との評価を下している。
  2009年の調査によると、訓練済みの労働者は労働人口全体の5分の1にも満たなかった。
  具体的には、15歳以上の労働者のうち、専門技術の教育を受けていたのは
  わずか17.6%であった。この数字は教育訓練省の統計とは大きく異なる。
  (中略)
  職業訓練は、企業や生産施設と間で密接に繋がっていくことが、
  重要な要素である。企業だけで生産技術を刷新しても、
  学校ではそのようなことはできない。
  学校と企業が連携する仕組みはまだ計画の段階で、
  法律や政策の整備は遅れている。(続)

  『 東南アジア一少ないベトナムの外貨準備資金:ADB調べ 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110729-2105.html (全文)

  ADBによるとベトナムの外貨準備資金は、1.6ヶ月の輸入額相当となっている。
  年初7ヶ月での輸入額は130億USD以上に達した。
  4月に発表されたアジア開発展望報告書の中ではベトナムの短期的経済成長に対する
  ADBの評価は変わっていない。それによって、2010年の7%より低いものの2011年の
  GDP成長率が6.1%で維持され、2012年には6.7%に達すると予測されている。

  ADBはベトナムの経済成長スピードが遅くなった原因は、インフレ抑制を睨む政府が
  厳しい金融政策を実施したことや公的支出の減少にあるとしている。
  ベトナムは銀行ネットワークにおける流動性等の問題にも
  向かい合わなくてはならない。統計によればベトナム銀行システム全体の
  貸付資金/調達資金の比率が、
  2011年3月末までに106%近い数値となり、
  アジア地域では韓国に次いで2番目に高い国となっている。
  7月現在における国家予算の超過支出比率は
  8%に上昇し、調査対象の14カ国の中では一番高い値を示している。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・インフレ上昇 最大22%も
   7~8月のインフレ上昇率が21~22%に達した後、9月以降徐々に下がり、
   年末には15%まで落ち着く、との予測を発表した。

  ・競合的な目線で見るベトナムの海老輸出事情
   海老の加工企業は原料調達源の不足や銀行からの高金利な借金という状況に
   直面しているが、日本への輸出に対して一番大きな影響を及ぼしているのは
   海老の品質である。

  ・日本のFDIを取り戻せ
   計画投資省外国投資管理局長は、ベトナム中央政府機関と地方政府機関が、
   大震災から回復しつつある日本から、
   FDI調達プログラムを計画していることを報告した。

  ・Phu Quoc島カジノリゾート 投資計画続々   
  ・中国 インターネット事情
  ・急成長するスーツケース等加工業
  ・ベトナム証券市場に資金導入準備完了の日本投資家
  ・東南アジア一少ないベトナムの外貨準備資金:ADB調べ
  ・ベトナム労働者 労働能力の低さを改善せよ
  ・年初7か月 農林水産物の貿易状況
  ・日本、通関システム導入に全面協力

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・投資ファンドの換金リスク
   現在、外国投資ファンドの割引率は高く、14~44%となっている。
   ファンドの閉鎖期限が迫っている状況を見ると、
   投資資金の換金危機が大きくなっていると考えられる。

  ・2010年 世界のFDI調達状況

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・Dragon Capital、STB株式を日本投資家に譲渡
  ・PetrolimexのIPO、落札株価は最初の株価とほぼ同額


[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・外国投資家の株式保有で企業が営業困難に
   現在、多くの上場会社は外国による所有率が存在するため、
   営業分野の一部を外すか上場を辞退するしかない。
   これはある営業分野の外国投資関係禁止によるものである。

  ・1,000億USDのアジア経由ガスパイプラインをマレーシアが整備
   マレーシアのMersing州からインドネシアのNatuna島、
   そしてホーチミン市とハノイ市を経由して中国の香港と広州に繋がる。





             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  今年に入ってようやっと自宅の地デジ化が完了し、何とかアナログ放送終了に間に合った
  といった状況です。3年前、私の周囲で誰よりも早く地デジ対応テレビを購入したのは、
  当時93歳の大叔母でした。当時は「気が早い」と驚きましたが、
  その叔母も御年96歳で健在。これからもきれいな画面を堪能していただきたいばかりです。
  (森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 斉賀 HIEN
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