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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第185号『 ベトナムに新たなる「経済タイガー」へのチャンスを見る 』(2011/09/27)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第185号『 ベトナムに新たなる「経済タイガー」へのチャンスを見る 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 9月27日版
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 ▽トップニュース [ ベトナムに新たなる「経済タイガー」へのチャンスを見る ]
          [ 換金でプレッシャー ~外国投資ファンド~ ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナムに新たなる「経済タイガー」へのチャンスを見る 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20110922-2054.html (全文)
  
  コロンビア、インドネシア、ベトナム、エジプト、トルコ、
  南アフリカをまとめたCIVETS(シーベッツ)は、最近の20年間で
  世界一の急成長を遂げた国々の呼称である。

  ウォールストリートジャーナルにはブラジル、ロシア、インド、
  中国に代わって、新たに発展する可能性を秘めた経済大国の
  形成に関する記事が掲載された。

  ブラジル、ロシア、インドおよび中国が、BRICsの呼び名で
  経済発展グループを形成して10年が経過した後、新たに
  CIVETS グループの名前が誕生した。

  CIVETSはコロンビア、インドネシア、エジプト、トルコ、
  南アフリカの総称で、新たなる経済タイガーと言われている。
  これらの国々は人口が多い上に、平均年齢は27歳と若く、
  国内消費の増加により大きな利益を得ている。
  これらの国々はBRICSと違って外国の消費需要に大きく依存している。
  CIVETSの構成国は多様な経済を持っており、成長率が高い。

  2011年5月、HSBCはこれらの国への投資ファンドをGIF CIVETS名義で
  開設した。HSBCはこれらの国に対する外国直接投資を拡大し、
  公的な借金を減少させるとともに、投資への貸付資金拡大の目的で
  ファンドを開設した。

  だが、経済専門家によるとCIVETSの共通点は人口の若さだけであり、
  地方自治体の活動がバラバラで政治状況も安定しておらず、
  特にエジプトはそれが顕著である。

  Chelsea Financial Servicesの投資専門家であるDarius McDermott 氏に
  よれば「私はCIVETSを立ち上げることを必要としていない。
  ベトナムとエジプトにとってほとんど関係ない。BRICsは最も
  発展した4カ国なので互いが近付く」と述べた。

  投資業界はあまり関連性のない国々によって構成されたCIVETS から
  大きな利益が得られることを期待している。  CIVETSは2007年に
  誕生したが、S&Pによる格付けはBRICsやEmerging BMIより高い。(続)


  『 換金でプレッシャー ~外国投資ファンド~ 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20110916-107.html (全文)

  最近、市場が回復しているにも関わらず、ある外国投資ファンドが
  立て続けに投資品目を換金している。VinaCapitalはHalicoが所有する
  23.6%に相当する品目を全て売却し、5,000万USDを回収した。
  ある機関投資家が相対取引で額面以下の株価売却を決定したが、
  数年前には同様の株式を額面の3倍で購入している。これは市場に
  冷水を浴びせるようなものであり、外国投資ファンドの換金時期を
  徐々に近づけている状況である。換金によるプレッシャーは
  どこまで高まっているのだろうか?
   <中略>
  前述の投資ファンドは2006年~2007年の時期に開設され、
  ベトナム投資専用のファンドとなっている。資金の調達時期には
  ファンドの資産が数百万USDだった。2008年末に国際金融危機が発生し、
  投資家たちによる圧力を受けたため、一部の投資品目を安く
  売り出したことがファンドの総資産が大幅に減少させた。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・IMF ベトナムのインフレ18.8%を予測
   IMFは2011年にベトナムのインフレが18.8%まで上昇し、GDP成長率が
   5.8%に達すると予測した。

  ・コンピューターと電化製品 競争力は低迷
   商工省産業商業センターによると、各種のベトナムコンピュータ製品と
   電子製品の輸出額が急増しているが、競争力が非常に低い。

  ・労働人材に対するニーズ増加?
  ・旅行開発 近隣国との競争に苦戦
  ・アジア中小企業TOP200にベトナムから10社
  ・ハノイ市 9ヶ月で110億USDの輸入超過

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・外国投資家 ベトナム国債市場に戻る
   ハノイ証券取引所によると、近頃、外国投資家はベトナム国債に
   注目し始めている。投資家の中には、外国保険会社、
   外国投資ファンドも含まれ、HSBC、Deutsche Bank、Standard
   Chartered Bank、ANZ、BNP Paribas等の外国銀行もある。

  ・9ヶ月のFDI 99億USDに
  ・2011年8月に500億USDを投入されたアジアヘッジファンド

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・アジア最速!ベトナムのインターネットスピード
   韓国は世界でインターネット接続スピードが最も速い国と言われており、
   逆に世界で一番遅い国はコンゴである。

  ・ベトナムの企業に倒産が少ないワケ
   倒産は企業にとって最悪の状況である。しかし、倒産したくても
   出来ないのがベトナム企業の実情である。

  ・FPT EVN Telecomから保証金回収できず
  ・スペアタイヤ不足で車の販売できず

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・ベトナムNippon Steel Pipe工場完工
   Nippon Steelにとって、ベトナムでの工場完工は、外国で展開される
   初の建設用鉄生産計画である。

  ・韓国大手小売企業がベトナムへ増資
   Yonhap韓国報道機関によると、 Lotte Martは、ベトナムでの活動を
   拡大するために、ベトナムへの投資拡大を計画している。

  ・宇宙センター整備計画に興味津々のNECと住友
   2つの日本大手企業はホア・ラックハイテックパークにおける
   ベトナム宇宙センター整備計画の促進について会談を行った。

  ・BankInvest MSN株式で利益
  ・ユニ・チャーム Diana買収
  ・ベトナムへの投資に意欲を見せるインド
   Abhay Thakur 駐ホーチミン市インド総領事は、インドの大手企業が
   ベトナムに注目していると述べた。年初から現在までの間に
   インドから9件の投資計画が許可を得ており、申請総額は
   1,120万USDとなっている。

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・ベトナムの国家準備資産 2015年にGDPの1%へ
   ベトナムの国家準備資産は2015年までにGDPの約0.8~1%に達し、
   2020年時点ではGDPの1.5%となる。また、現金で保有する準備資金は
   国家準備資産の10%~20%を占める。

  ・100校超の米大学・高等専門学校が訪越


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◎編集後記
  スマートフォンの普及が徐々に拡大してきているようで、身近なところでも
  使用している人の姿を多く見るようになりました。私は、今使っている
  携帯に何の不満もなく(修理を重ねて2年以上経過していますが…)あまり
  興味がありませんでした。数年後には違うものが発売されているかも
  しれないし、などとも思っていましたが、ドラマなどで使用されているのを
  見ると、便利そうだなぁ…と思ってしまったり、災害時も便利と言われれば
  妙に気になったり…。もったいない精神が揺らぎます。やはりこれから益々
  普及していくものなのでしょうか…。企業の目まぐるしい商品開発に
  恐れ入るばかりです…。             (佐藤)
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■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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