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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第189号『 ベトナム企業にとって人材とは?』(2011/11/29)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第189号『 ベトナム企業にとって人材とは?』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 11月29日版
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 ▽トップニュース [ ベトナム企業にとって人材とは?]
          [ 原発整備計画でロシアがベトナムに90億USDを貸付 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則 ]
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 ベトナム企業にとって人材とは?』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20111117-2153.html (全文)
  
  現在、ベトナムの企業では人材の質が大きな問題となっている。
  いかにして企業が経済危機を早く乗り越えることができるか、生産活動を
  拡大できるかは全てが質の高い人材次第である。ここでは、ベトナム労働
  人材の質を上げるための個人、学校、企業の役割について分析してみる。

  1. 低賃金の基盤で企業が急速成長

  2011年のベトナム人事管理実状調査報告によると、企業の売上と製品の
  単価で、非常に低い比率を占めるのが人件費で、その数字は5%以下と
  なっている。さらには、売上や利益に対する労働者一人当たりの平均生産
  能力も低いが(約6500USDの売上/一人/月、約1200USDの利益/一人
  /月)給与自体は、ここ数年で年間平均18%と上昇している。そして、
  企業の急速成長は年間平均で42%以上の数値を低賃金な基盤で達成している。
  ここで知りたくなるのが、いつベトナム企業は、人材が重要な役割を持つ
  「知識経済」に入るのかである。

  2. 質の高い人材と企業価値の改善

  現在、多くのベトナム企業が以下の問題を抱えている。
  ・売上は減少しているが、販売単価の値上げが不可能
  ・給与アップによるプレッシャー(年間18%)
  ・借金の金利が高額 (民間企業で金利は年間平均21%)
  ・USD高による入り口の経費増加

  結果的には利益が急激に減っている。多くの企業が生き残るか倒産するか?
  営業分野を変えるか?企業の付加価値を上げる方法が何か?という悩みに
  直面した。(続)


  『 原発整備計画でロシアがベトナムに90億USDを貸付 』
  http://www.bcc-jp.com/member/rule/20111124-2144.html

  Bloomberg Newsによると、ロシアがベトナムの第1原子力発電所整備
  計画に、90億USD資金の貸し付けを行った。

  ベトナム電力会社原子力発電所整備計画・リサイクルエネルギー開発
  実施委員会のPham Minh Tuan氏は「我々が第1原子力発電所の建材・
  設備を調達する時点での借金は、80億USD~90億USD規模である」と
  発表した。

  Tuan氏によると借金の期間は28年だが、金利の詳細はまだ明らかに
  されていない。

  昨年、ベトナムが今後の20年間で複数の原子力発電所を整備するという
  内容の情報が取り沙汰され、外国の大手企業から大きな注目を浴びた。
  その中にはロシアのRosatomや中国のGuangdong Nuclear Power も
  含まれている。

  Tuan氏によると、第1原子力発電所(Ning Thuan 1)が持つ電力生産
  能力は2,000メガワットで、2014年に起工される予定となっている。
  ロシア側はこの計画におけるフィージビリティースタディの実施資金を
  支援した。研究は約2年かかる予定であり、E4 Group OJSC、
  Energo Project KievとEnergo Project Technologyによって実施される。


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・海老養殖用えさ販売市場 FDI企業が95%をシェア
   外国投資関係企業(FDI)は、海老養殖用の餌の販売市場を支配し、
   ベトナムの戦略的輸出水産商品に対する餌販売価格を支配している。

  ・イギリス新聞社が絶賛するベトナムの公的サービス
   1975年に戦争が終わった後、ベトナム経済は時代遅れのスタイルから
   混合急速発展経済へと変貌し、GDP成長率は年間5%~8%を達成している。

  ・中国へのFDI、2年連続で記録を更新
   中国への投資総額は年初10ヶ月で950億USDとなり、2010年のFDIは
   1,057億USDだった。

  ・2012年 状況予測困難
  ・ベトナム人 収入の10%を娯楽に使用
  ・ベトナム初の川を渡るトンネルが正式開通
  ・15年後の状況は? ~ベトナムの人口~

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・外国投資家 未上場株式取引税引き下げを要請
   2010年9月20日、財務省は通達No.12501/BTC-CTSを発行したが、
   多くの外国投資家が、ベトナム政府管理機関に未上場企業の株式取引税
   引き下げを要請している。

  ・約40社の証券会社 財政安全基準に達せず
  ・ハノイ市 2兆VND国債の入札
  ・不良社債 注目される

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・FDI自動車関連企業 ベトナムから順次撤退
   2025年の時点でベトナムが10人乗り以下の自動車産業を開発できない
   場合は、車輸入のために毎年120億USDを支出しなくてはならない。
   そうなった場合、ベトナムは巨大な超過輸入額を負担することになる。
   一番の問題となるのは、ベトナムの自動車市場が外国の調達会社に
   掌握されることだ。

  ・EVN Telecom Viettelと合併

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・TNK-BPがベトナム石油に注目する理由
   11月2日、TNK-BPグループはベトナムに対する投資を許可し、
   ベトナムとベネズエラの両国における英国BPグループの資産を
   18億USDで買収したことを正式に発表した。

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・ベトナムの国家予算と実績
   ベトナム政府は、今年の国家予算の収入に基づいて2012年の国家予算の
   収入を高く予測したため、高いインフレ状況下でも、高い税金制度を
   適用する。

  ・アメリカでベトナム人留学生が急増
   国際教育学院の年間報告書「Open Doors 2011」によると、2010年
   ~2011年の1年間でアメリカの教育機関に通っているベトナム人留学生が
   前年より14%の増加を示しており、その数が1万3,112人から1万4,888人
   になった。

  ・運営担当者との給与格差は100倍のベトナム
  ・ベトナム宇宙センターの整備価格は6億USD



             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  いよいよ12月に入ります。毎年『12月』というだけで、何となく忙しない
  気持ちになります。大晦日、正月…などの風習は、深夜まで開いている
  店舗が増えたことなどで、昔とはかなり違う形のものになりつつある
  ようですが、気持ち的な『師走の忙しさ』は、今も昔もさほど変わらず…
  といったところでしょうか。           (佐藤)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 斉賀 HIEN
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