| ベトナム投資メールマガジン ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。
   第145号『 外国投資資金がベトナム導入されない理由 』  
           
            |  | ★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★目次 11月2日版
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 ▽トップニュース [ 外国投資資金がベトナム導入されない理由 ]
 [ 2011年 ベトナム経済展望と危機 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業 ]
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 ///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////
 
 『 外国投資資金がベトナム導入されない理由 』
 http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20101027-2311.html (全文)
 
 ベトナム政府は、外国投資資金の導入可能性についての報告を行った。
 しかし実際、投資資金のベトナム導入は遅れている状況だ。
 
 現在、ベトナムの近隣諸国では、先進国からの投資資金の過剰を制限する
 対策を実施するような状況にあるが、ベトナムにそうした兆しは見えない。
 外国投資家はマクロ経済が安定しないベトナムに対し、投資を控えている
 状況にある。
 
 こうした状況の中、国際金融機構(IMF)は、アジア新興国に対し、
 先進国の投資資金導入について、警告を発している。
 
 タイ、インドネシア、中国等のベトナムの近隣諸国は、先進国からの
 投資資金を抑制するため、様々な対策を採っている。(続)
 
 『 2011年 ベトナム経済展望と危機 』
 http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20101101-2303.html (全文)
 
 Edward Lee -Standard Chartered銀行アジア地域為替レート戦略研究部長は
 2011年ベトナム経済の発展展望と危機について、「ベトナムはアジアで
 最も高く成長する3カ国のうちの一つになる」と評価した。
 <中略>
 Edward氏によると、2011年に、ベトナムの経済成長率は7.2%となり、
 アジアの中で、中国とインドに次いで3番目に高い成長率となる。
 また、ベトナムは、インドネシアとインドとともに、2011年の成長率が
 2010年より高くなる。
 
 経済成長に関する主な動力は、国内消費の急増と、高い輸出成長率(年初9ヶ月の
 成長率が、前年同期より39.5%増)であると考えられる。
 
 Standard Charteredの分析部によると、党大会の終了後、2011年1月より
 ベトナム政府が経済成長引き上げ、及び国民の生活基準向上に対する
 新対策を実施することが期待される。
 
 ベトナム金融市場もより多く外国投資家から注目を得られるはずであるが、
 ベトナム経済は依然として高いインフレ上昇率で、ベトナムドン安の危機にも
 直面している。(続)
 
 ///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
 
 [[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
 ・レアアース 貯蔵量未確定
 ベトナムにはレアアースの鉱山があるが、貯蔵量が未だ正確に
 分かっていない。
 
 ・出生男女比 格差増大に警鐘
 近年、ベトナムの出生性別のバランスが崩れており、男性の割合が、
 他の国に比べ、急増している状況にある。
 
 ・外国銀行のシェア拡大競争
 WTO加盟の制約を実施するため、2011年1月1日からベトナムでは、
 外国銀行にベトナム銀行と同様の小売サービス商品を提供することが
 許可される。そのため、2011年より外国銀行は、ベトナム銀行と平等の
 競争ができる環境が備えられることとなる。
 
 ・ベトナム 世界で最大のハチミツ輸出国
 ・VND公定歩合 年8%で維持
 ・Son La水力発電所建設計画 投資額60%増に
 ・ハノイ市民収入 平均約4.300USD
 ・2010年輸出総額 700億USDの見込み
 
 [[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
 ・Vinacapital 投資チャンスをアピール
 Vinacapital は、2010年第4四半期は、ベトナム市場での株式購入には
 最良な機会である、としている。
 
 [[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
 ・FPT EVN Telecom支配権獲得
 ・ボーキサイト鉱山発掘とVinashinの共通点は
 
 [[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
 ・日本 Nghi Son石油精製工場建設計画に60億USD支援
 当初の設計によると、Nghi Son石油精製工場は2013年に完成。投資総額は
 60億USD以上である。ベトナム石油グループ(PVN)は、日本のみずほ銀行と
 合意書を締結した。これにより、みずほ銀行はベトナムのNghi Son石油
 精製工場建設計画に60億USDの資金協力を行う。
 
 
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 ◎編集後記
 Vneconomyでも取り上げられているレアアースの件は、『日本・
 ベトナムの両首相が、レアアースの共同開発に合意した』という内容で、
 日本国内のニュースとしても大きく取り上げられていました。他にも、
 日越に関係する記事が、日本側、ベトナム側、両側からの視点で
 見られるのは大変興味深いです。互いに注目し合い、良い関係が
 深まるよう、日本も更なる努力をしなければならないと思います。(佐藤)
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 ■ 編集責任者 佐藤
 ■ 編集 森口 林 HIEN
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