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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第182号『 相次ぐ海外ファンド解約 ベトナム投資に勝機はあるか 』(2011/08/09)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第182号『 相次ぐ海外ファンド解約 ベトナム投資に勝機はあるか 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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 ★目次 8月9日版
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 ▽トップニュース [ 相次ぐ海外ファンド解約 ベトナム投資に勝機はあるか ]
          [ 2011年後半に「より緩和」される財政政策 ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・VN企業・外国企業・政府方針,規則 ]
 ▽お知らせ
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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 相次ぐ海外ファンド解約 ベトナム投資に勝機はあるか 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20110808-2240.html (全文)

  Dominic Scriven ? DC社長は、Dragon Capital (DC)が
  Sacombankの投資を換金することについて、
  現在ベトナムは、投資には適切なタイミングで、
  Sacombankの換金は、投資品目を改善するための動きである、と述べた。

  氏は換金の理由について、一つの投資品目に対する保有期間は平均5~7年であったが、
  Sacombankについては約10年の付き合いとなった。
  時期としては、今が新しいチャンスを探すべきタイミングである。
  またDCでは、投資品目のうち、銀行投資を削減していく意向のため、
  Sacombankもその例外ではない、と語っている。
  (中略)
  また、ベトナムは外国投資家にとって、まだまだ魅力的投資先と見られており、
  現在でも対越投資を探しに来る投資家は多いという。
  Vietcombank株を購入するため、5億USDの売買契約を締結する予定の
  外国投資家がいることなどが、典型的な例である。

  ただ、外国投資資金を調達するために、ベトナムが何をすべきか?というのは、
  重要な課題である。現在、国営企業を民営化させることが、
  国家資産を安く売ることであると考えている者は多い。
  しかし、国営企業を民営化させるだけで外国投資資金を調達できるかどうかは、
  甚だ怪しい。(続)


  『 2011年後半に「より緩和」される財政政策 』
  http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20110805-2235.html(全文)

  最新情報によると、ベトナム政府は年末に現在よりも
  若干「緩め」の財政政策を実施するとしており、これによって各商業銀行は
  企業に対する貸付金利を下げなくてはならなくなる見込み。

  金利が高騰したことは、インフレ抑制のために実施された、
  厳しい財政政策の、当然の結果である。
  資金源確保が困難なため、VNDの貸付金利は年18~19%に上昇し、
  多くの企業が生産活動を中止しなくてはならない状況に陥っている。
  年初から今まで経済成長が停止となっていることはも、企業の困窮を表している。
  年初6ヶ月のGDP成長率は5.57%にとどまっており、前年同期の6.16%より低い。

  「緩い」財政政策の実施により、生産中止の危機は乗り越えることができるが、
  インフレ高騰を受けて年末までの貸付成長率は、20%以下に抑えられるだろう。(続)


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////

[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・医療分野へのFDI投資 活発化の兆し
   医療分野の開発力について、専門家は、、
   人口の多さから見て、今後大いに発展するものと期待できる、との評価を下している。
   さらにベトナムでは、医療従事者の基礎知識はあるものの、施設が古いことなどから、
   投資家に与えるチャンスはまだ沢山ありそうだ。

  ・伸びるホーチミン市、FDIの申請額は70%増
   最近の7ヶ月でベトナム全国のFDI申請額は急激に減っているが、
   ホーチミン市へのFDIはき伸び続け、前年同期より70%増加した。
   内訳で見ると加工産業・製造産業の優先分野への投資額が、全体の62%を占めている。

  ・ベトナム国内経済状況
   VN-Index下落続く、銀行の貸付金利が多少安価に、金と外貨取引に対し付加価値税10%付加、
   全国で鉄製品在庫50万トン 、上半期の最大輸出市場はアメリカ、米価格上昇の危機

  ・ベトナムゴム輸出 世界第3位
  ・ベトナム海洋警察 初の巡視用航空機導入
  ・植物製品輸出許可申請 7カ国中6カ国却下
  ・アジア消費者の信用 軒並み減少

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・USD/VND為替レート 3ヶ月で最高値に
   8月8日午前、ベトナム商業銀行は一斉にUSD/VNDレートを引き上げた。
   これにより為替レートは、ここ3ヶ月で最高値を記録することとなった。

  ・外国間接投資資金(FII) 証券会社に積極投入
   今年上半期、対越外国間接投資額はあまり大きいとは言えず、
   いくつかの分野では、減少傾向となった。一方で、財政サービス、
   特に証券会社を中心に参入する傾向が出てきている。

  ・相次ぐ海外ファンド解約 ベトナム投資に勝機はあるか
  ・2011年後半に「より緩和」される財政政策
  ・銀行 ドル不足を懸念

[[ VN企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・ビール各種の輸入税、2012年に35%へ

[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・Hyundaiがベトナムに自動車エンジン製造工場を建設

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・30~50%の減税 国会で決定
   決定によると、特定分野の企業に対する所得税が30%減となる。
   対象となるのは、農林水産、繊維、電子部品等分野で、
   他にも、大量の労働者を雇用している企業にも適用される。

  ・今後10年間で44%に上昇 ~電力の販売単価~


◎お知らせ
  弊社は、8/10(水)~8/21(日)まで夏季休業とさせていただきます。
  また22日以降、情報発行体制の変更に伴い、
  メールマガジンの配信を隔週とさせていただくことになりました。
  次回のニュース更新は、8/22(月)、メールマガジン配信は30日(火)となります。
  皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご了承の程、お願い致します。


             ★ ★ ★ ★ ★


◎編集後記
  先日聞いていたラジオの中で、「この人にも国民栄誉賞をあげたい!」という企画があり、
  第3位はアンパンマンでした。確かに、日本で幼児期を過ごした子供の中に、
  彼の洗礼を受けずに大人になった人が、いるのかどうかも怪しいくらいの影響力は、
  国民栄誉賞ものだなぁ、と納得してしまいました。
  さて、次回からしばらくお休みをいただきます。
  立秋を過ぎて暑さが戻ってきてしまいましたが、お体に気を付けてお過ごしください。
  (森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 佐藤 斉賀 HIEN
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