ベトナム投資のブルーチップ・コンサルティング

ベトナム投資の株式会社ブルーチップ・コンサルティングブルーチップ・コンサルティングTOPブルーチップ・コンサルティング会社概要ブルーチップ・コンサルティング事業概要お問い合せ
ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第89号『 分野別投資:短期的利益か長期的投資戦略か? 』(2009/09/08)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第89号『 分野別投資:短期的利益か長期的投資戦略か? 』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★目次 9月8日版
----------------------------------------------------------------------
 ▽市場を読み解く [ 分野別投資:短期的利益か長期的投資戦略か? ]
          [ ベトナムへの投資 3つの利益 ]
          [ ベトナム経済は中国ほどのスピードで回復できるか ]
 ▽トップニュース [ FDI企業の「赤字」状態を防止 ]
          [ 外国投資家が待つベトナム通信会社のIPO ]
 ▽ヘッドライン  [ 経済・金融,ファンド・外国企業・政府方針,規則 ]
 ▽ショートニュース
 ▽今日のハノイ  [ 迷信の国ベトナム ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ※今週は『(株)VN総務部』『アジアミル経済研究所』をお休みをさせて頂きます。


///// 市場を読み解く ////////////////////////////////////////// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 分野別投資:短期的利益か長期的投資戦略か? 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090903-210.html (全文)

  投資分野の選択は現在の証券市場における投資資金の動向である。
  短期的な利益を目指す投資家は慎重に投資するべきであり、また、長期的で合理的な投資戦略を
  策定すべきであろう。

  ベトナム証券市場は年初より積極的な変動があった。VN-Indexはこの3年間の最低となった
  242.53ポイントに下落した2月26日より今日まで市場規模と流動性は徐々に回復している。
  (中略)
  発展潜在力を見極める最近、証券市場への導入される資金は、大きく分類される。
  証券、プラスチック、運搬、ゴム製造・加工分野へは、大量に投資されたので、
  株価上昇の圧力も高まっている。

  また、市場暴落期に、証券、運搬分野へ投資することは、素晴らしい戦略である一方、
  これらの分野は固定経費が大きいことがリスクとなりうる。この類の企業は、市場暴落時も
  多額の人材費、ソフト利用経費、固定資産など諸経費を負わなければならないのである。

  また、企業はプロの営業戦略を持たないと、成長が不安定となり、倒産などの危機に遭遇する可能性も
  高くなるだろう。ただ、これらの分野は経済成長の回復期に急速に成長することも多い。(続)

  『 ベトナムへの投資 3つの利益 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090905-757.html (全文)

  ベトナムは日本のODAにとってインドに次いで2番目の最大支援先国になる。

  2009年、日本は、国内経済状況が困難な状況にも関わらず、ベトナムに対して9億ドルを
  支援することを約束した。円借款、無償援助、技術協力を通じて日本のODAは
  ベトナムに対してインフラ整備、生活・社会環境の改善を協力し、ベトナム経済の発展を促進するため、
  経済改善政策の実施、法律面を充実することを協力する。  (続)

  『 ベトナム経済は中国ほどのスピードで回復できるか 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090908-659.html (全文)

  ベトナム経済は、他のアジアの新発展国より回復が早いが、中国ほどのスピードでは回復できていない。

  ANZ銀行は9月のベトナム経済分析報告書を発表した。これによると同行は、ベトナム経済が
  特殊な構造により他のアジアの新発展の国より早く回復する可能性が高い、としている。

  同報告書によると、中国経済が印象的な回復を見せている主な原因は、経済構造が
  特殊なものであることにある。アジアの新発展国の中で、ベトナムの経済構造が
  中国と同様であるため、回復が早い。

  ただ、ベトナム経済は回復しているが、中国とは異なっている。(続)

  ※閲覧ID、パスワードは当社メールマガジンに掲載されています。
   当社メールマガジンは、下記リンクよりお申し込み下さい。
   https://f.msgs.jp/webapp/form/11192_moq_1/index.do

///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

  『 FDI企業の「赤字」状態を防止 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090903-204.html (全文)

  2008年にホーチミン市税務局に提出されたFDI企業2000社の会計報告のうち50%以上は
  営業成績が赤字であった。

  ベトナムは経済発展のために外国直接投資企業に対してさまざまな優先制度を適用した。
  例えば、これらの企業は、税金の減免が適用されたり、特定分野へ投資する企業においては
  特別な課税措置が得られる。従って、多くのFDI企業は積極的に活動し、
  ベトナム経済発展に貢献、多数の雇用を創出している。
  一方で、法律の「抜け穴」を利用して納税を避けるため、営業成績を「赤字」で報告する
  ケースもある。(続)
  
  『 外国投資家が待つベトナム通信会社のIPO 』
  http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090905-752.html (全文)

  ベトナムの通信市場及び携帯電話サービス市場は、外国投資家により発展潜在力が高い市場と
  評価されている。3Gのサービス許可を得た後、数社の通信会社が民営化を促進している。

  上記の情報はイギリスのBusiness Monitor International (BMI) (市場研究調査会社)の
  2009年第3四半期のベトナム通信市場に関する研究報告書の中に掲載された。
  (中略)
  BMIによると、ベトナムはWTO加盟後、外国通信企業に対しベトナム企業への投資チャンスを
  大きく与えている。WTO加盟時の誓約によると、WTO加盟の3年後には、外国通信会社が
  ベトナムで支店を開設し、通信サービスを提供することができる。
  従って、今後5年間にベトナム通信市場は外国投資家にとって魅力的な投資地になる。(続)


///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・外国間接投資(FII) 実行額50億USDに
   2009年8月28日、ベトナム金融投資家協会(VAFI)は2001年から2009年の間に
   ベトナム証券市場へ外国間接投資が与えた影響に関するレポートを公表した。

  ・滞っている投資計画について処断 ハノイ市人民委員会
   財源環境局の副局長、グェン・フウ・ギア氏によると、2009年上半期に、ハノイ市人民委員会は
   実施スケジュールが遅れた投資プロジェクトの土地(約15,000平方メートル)を処理した。
   今後、同委員会はそれらプロジェクトの審査を継続的に行う予定。

  ・ベトナム経済に対する世界の評価は
  ・ICV ベトナムへの投資資金換金を発表
  ・外国へ45,634人の労働者を派遣
  ・国内外観光客の動向と対策
  ・ベトナム 人口の70%は農村に居住
  ・最低賃金 2010年に最低12.3%引き上げ
  ・楽観視される証券市場

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・外国市場での証券発行、上場を準備
   国家証券委員会は、外国市場におけるベトナム企業の証券の発行、上場に関するガイドラインの
   草案について意見を求めている。同草案によると、外国市場で証券を発行する場合、
   企業が外国投資家の規定の所有率に基づいて証券の発行・上場の割合を決定する。

  ・投資制限30% ベトナムへの間接投資を阻害
  ・Eximbank HOSEへ上場申請書類提出


[[ 外国企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/foreign/
  ・コカ・コーラ社 ベトナムへ2億ドルを追加投資予定
   コカ・コーラ社は、ベトナムに2億の追加投資を実施する予定。この15年間で、同様の額を
   ベトナムに投資している。

  ・日本におけるベトナム研修生の契約違反
  ・シャープ ベトナムに現地法人を設立

[[ 政府方針・規則 ]] http://www.bcc-jp.com/member/rule/
  ・経済衰退防止へ5億ドルを借款予定


///// ショートニュース /////////////////////////////////////////////////////////

  ■ 商工省によると、8月における工業生産価値は前月比4.5%増、前年同期比10.6%増の61兆ドン
   (およそ37億米ドル相当)。(2009年9月1日 TuoiTre電子版)

  ■ ベトナム郵政通信グループ(VNPT)と財務省の合意により、2009年から2010年の間に
   インターネットによる税務申告書類提出サービス(iHTKK)及び電子税関手続き実施サービスについて、
   電子サインが活用される予定。(2009年9月1日 TienPhong電子版)

  ■ ベトナム・シンガポール工業団地及び都市開発株式会社(VSIP JSC)は12月、ハイフォンにて
   都市・工業・サービスの複合施設(総資本金は10億米ドル、総面積1600ヘクタール)の
   インフラ建設を開始する。(2009年9月2日 SaiGonTimes電子版)

  ■ ホーチミン市税務局は、既に130万件の所得税コードを発行したほか、新たに40万件の
   個人税コードに関する手続きを終了し、今後発行する予定である。
   (2009年9月2 日 Vnexpress電子版)

  ■ 8月2日、ホーチミン市では、フーミー橋(投資総額2兆5,000億ベトナムドン、およそ1億5,100万米ドル)
   および東西幹線道路(投資10兆ベトナムドン、およそ6億米ドル)の建設を開始。
   (2009年9月3日 VnEconomy電子版)

  ■ 9月2日、ダイ・タン村ダイ・ロック郡クアン・ナム省にあるドン・サン会社が、ベトナムで初めて
   エタノールガソリンを生産した。(2009年9月3日 SaiGonTimes電子版)

  ■ 9月5日、ブォン・マ・タット市で開催された「ターイグエンへの投資促進フォーラム」にて、
   16投資案件(投資総額24兆6,770億ドン、15億米ドル相当)が承認された。
   (2009年9月5日 SaiGonTimes電子版)

  ■ 9月4日、計画投資省はベトナム初となるオンライン入札の試行を承認。
   (2009年9月5日 VietNamNet)

  ■ 香港のSmart Travel Asia誌が先ごろ発表したアジアトップ観光地ランキングにおいて、
   ベトナムのハノイ、ホーチミン市及びホイアンが10ヶ所以内にランクイン。
   (2009年9月6日 XaLoTinTuc)

  ■ 9月6日、クアンガイ省にて、ベトナム石油ガスグループ(PVN)はズンクアットバイオエタノール
   生産工場(投資総額8,000万米ドル、敷地面積24.62ヘクタール)の建設に着工。
   (2009年9月7日 VnEconomy)


             ★ ★ ★ ★ ★


◎『 迷信の国ベトナム 』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20090904-1310.html (全文)
  
  【母乳育児推進活動】
  先日、日本のニュースサイトに『藤原紀香、「おっぱいは本当にすごい!」』
  とキャッチーな(?)題名の記事が載っていた。内容は、国際NGO実施
  「母乳で赤ちゃんを守る~OPPAI PROJECT~」(母乳育児を推進する活動)で
  ベトナムを訪れた藤原さんが母乳の優秀さにコメントしたもの。

  【ベトナムの慣習】
  記事によるとベトナム母乳育児の普及率は16%しかなかったらしく、
  その理由は「母乳だと成長が遅くなる」から。
  先進国では否定されている間違った思い込み。

  ベトナムには、そんな慣習がたくさんある。
  例えば…
   ・妊婦が食べると良いといって多量に食べさせられる物
     アヒル?だかの卵
   ・野菜を洗浄する機械 
     オゾンの力らしい
   ・鳥インフルに効く薬
     根拠がなくこの宣伝文句は禁止に
  (中略)
  【ベトナムですから…】
  啓蒙活動を支援するのは当然。正しいことが正しく行われることを歓迎する反面、
  なんだかよくわからないが驚かされ、個人の発案か代々の言い伝えか曖昧、
  つっこみどころ満載、ベトナムワンダーランド。
  不思議な迷信の数々、なくならないで欲しいとファンは願うのである。  (福田)


◎編集後記
  今週のニュース記事の中に『ベトナム - 東南アジアの魅力的な観光地』というものがありました。
  ( http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20090908-659.html
  その内容は、ベトナムは東南アジアの中で最も魅力的な観光地と評価されたとのこと。
  コラムにもあるように、「つっこみどころ満載のベトナムワンダーランド」にもファンが
  急増しているのでしょうか。外国人観光客にとって親しみ易く、「安全な国」と評価されたベトナム。
  次の長期のお休みはベトナム旅行でいかがでしょうか。(佐藤)
-----------------------------------------------------------------------
■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 佐藤
■ 編集 森口 原 福田 湯之上 HIEN
■ ベトナム投資ニュース http://www.bcc-jp.com/member
■ ベトナム投資.com http://xn--fdke7b4a8598c15uc.com
■ 本メールマガジンバックナンバー http://www.bcc-jp.com/mm/

※本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
 万が一、本資料に記載された情報に基づいて皆さまに何らかの不利益を
 もたらすようなことがあっても、一切の責任を負いません。
※このメルマガの送信元アドレスは配信専用です(返信できません)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C)2008 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved.
バックナンバー一覧をみる
BCCベトナム投資ニュースメールマガジン

機関投資家、進出企業担当者向けのベトナム経済・投資・業界分析情報。
メンバー向けPWページ有。
バックナンバーはこちらです。




ベトナム投資メールマガジンご登録

ベトナム投資ニュース
ベトナム投資ニュース


アジアミル経済研究所
アジアミル経済研究所


投資リスクについて | 採用情報 | お問い合わせ | サイトマップ | プライバシーポリシー | 社員ページ
Copyright 2006 Blue Chip Consulting Co., Ltd. All rights reserved.